【高校野球高知大会】明徳義塾・蓮尾が完封、梼原・片田が決勝打で8強出そろう
【高校野球高知】明徳義塾・蓮尾完封、梼原・片田決勝打で8強

第108回全国高校野球選手権高知大会は19日、高知市の県立春野球場と高知市野球場で2回戦4試合が行われ、明徳義塾、土佐、高知東がコールド勝ち、梼原が土佐塾との接戦を制し、8強が出そろった。準々決勝は20、21日に県立春野球場で行われる。

明徳義塾 7-0 高知丸の内 蓮尾が完封復帰

明徳義塾は1点リードの二回、二死一、二塁の好機で田内が左越え適時二塁打、続く西川も左越え適時二塁打で計3点を追加。六回には田内の適時打と西川の犠飛で突き放した。先発の蓮尾はテンポよく投げ、7回を被安打2、10奪三振で完封した。高知丸の内は四回に広井の中前打と野町泰の四球で二死一、二塁の好機を作ったが、あと一本が出なかった。

蓮尾は三塁を踏ませず10奪三振の完封劇。元々背番号1を付ける予定だったが、4月に右肩と肘を故障。6月下旬に復帰し、背番号20でメンバー入りした。先発を知らされたのは前日のミーティングで、序盤は球数が多く高めに浮いたが、試合中に低めに修正。唯一得点圏に走者を背負った四回は「守備を信じて投げた」と三振で切り抜け、捕手の里山を信じてリードに首を振らず投げ続けた。馬淵監督は「直球はスピードも出ていて走っていた。よく抑えてくれた」、里山も「低めに落ちる変化球が決まって良かった」と評価。蓮尾は「ケガ明けで完封したのは自信になった。次戦、任せてもらえたら今日の後半のような投球をしたい」と語った。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

梼原 3-1 土佐塾 片田が決勝打

梼原は一回に先制されたが、直後に田中旭の中犠飛で同点。六回二死から田中旭が四球を選び、続く片田が左中間に適時二塁打で勝ち越した。投手陣は3人の継投で被安打4に抑え逃げ切った。土佐塾は初回、川村と梶原の連続四球で得た好機に浜田蓮の適時二塁打で先制。その後も再三得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。

梼原の4番・片田は先発投手兼指名打者(DH)として出場。投手としては5四球を与え1失点で2回降板したが、三回以降DHに専念し、六回二死一塁で「逆方向に打てる持ち味を出せた」と低めの直球を流し左中間を割る二塁打を放った。田中旭が生還し、二塁ベース上で喜びを爆発させた。馬詰監督は「田中旭が出て、片田がきちんと打って点を取れたのは大きかった」と評価。片田は次戦の明徳義塾戦に向け「投手としては打たせて取る投球、打者としては今日の3打席目のように逆方向に強く打てるよう頑張りたい」と意気込んだ。

土佐 10-0 岡豊 馬場が3点本塁打

土佐は一回一死一、三塁から小河の適時打で先制。続く馬場が3点本塁打を放ち突き放した。その後も順調に追加点を奪い、五回には太高や勝野の適時打などで4点を挙げコールド勝ち。岡豊は一回、先頭の今井が二塁打で好機を作ったが、打線がつながらなかった。

先発の馬場は投手としての役割に集中して試合に臨んだが、「狙うならホームラン」という気持ちで打席に入り、初回に右越え3点本塁打。「自分でも驚いたが、うれしかった」と笑顔。次戦について「一戦一戦、初回を意識して全員で盛り上がっていきたい」と語った。金田監督は「馬場は打撃練習にもしっかり取り組んでいた。縮こまらずに打ってくれ、成長したなと思う」とたたえた。

高知東 9-2 高知国際 沢本が90球完投

高知東は一回二死二塁から沢本の適時内野安打で先制。五回には大崎将の中越え適時三塁打で2点追加。八回には暴投などで4点を加えコールド勝ち。高知国際は六回、近藤の右越え適時二塁打で2点を返したが力尽きた。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

エースの沢本は先発し、2点を失ったものの90球で完投。先発を告げられたのは前日で、「1週間前からいつでも投げられる心構えはできていた」と味方を信じて最後まで投げた。次戦に向け「一試合一試合、最後かもしれないという思いで出し切ったと言えるようなピッチングをしたい」と語った。大利監督は「沢本を中心にこれまでチームで支え合ってきた。追加点を取るまで無失点に抑えてくれた」とねぎらった。