夏の高校野球群馬県大会、桐生が17年ぶり8強 前橋育英エース塚越が粘投
桐生17年ぶり8強 前橋育英エース塚越粘投

夏の高校野球群馬県大会は20日、3回戦4試合が県立敷島公園野球場と高崎城南球場で行われ、8強が出そろった。昨夏準優勝の前橋育英、昨秋の県大会を制した桐生第一、4年ぶりの甲子園出場を目指す樹徳が勝ち進み、桐生が17年ぶりの準々決勝進出を決めた。準々決勝は21、22日に県立敷島公園野球場で行われる。

前橋育英エース塚越、粘りの投球で8強導く

前橋育英のエース塚越晟那投手(3年)が再三のピンチを切り抜ける粘りの投球で、チームを8強に導いた。試合は、昨夏の準々決勝で3回途中を無安打、5三振に抑え込まれた桐生市商・島田翔太投手(同)との投げ合いとなった。

両チーム無得点で迎えた五回表。初の連打を含む3安打で二死満塁となり、伝令でマウンドを訪れた粒見琉乃介選手(同)は「周りが守ってくれるから、思い切り投げてこい」と声をかけた。勝負所と見極めてギアをさらに上げると、相手の4番打者を一ゴロに切って取った。

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「ピンチは流れを変えるチャンス」。塚越投手の信条通り、チームは直後に待望の先制点を奪うと、七、八回にも加点し試合を決めた。

持ち味は「どんな場面でも0点で粘りきれる」と言い切るハートの強さだ。この日は一~三回にも得点圏に走者を背負ったが、強気で押した。中継ぎでの登板が多かったという中学時代の経験から「ピンチの場面で一人に全力で投げる準備ができている」と語る。

準々決勝は桐生と対戦

準々決勝は、計3試合でわずか1失点、無失策の桐生と対戦する。塚越投手は「厳しい戦いになると思う。0点に抑えて、チームを勝たせたい」と意気込み、荒井直樹監督は「何とか点を取り、投手を助けられる試合をしたい」と力を込めた。

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