健大高崎の鉄壁投手陣VS智弁和歌山の強力打線 決勝の見どころ
健大高崎の鉄壁投手陣VS智弁和歌山の強力打線 決勝の見どころ

第108回全国高校野球選手権大会は22日午前10時から決勝が行われる。智弁和歌山(和歌山)は2021年以来4度目、健大高崎(群馬)は初の頂点を目指す。強力打線の智弁和歌山を、健大高崎の多彩な投手陣が抑えられるかが焦点となりそうだ。21日は休養日で、両校は試合に備えて調整した。

健大高崎は防御率0.20、6投手が登板

健大高崎は、準決勝まで5試合に6投手が登板して2失点のみで、防御率は0・20。3試合で零封するなど、相手に的を絞らせない投手層の厚さを見せる。

2年生エース石垣はチーム最多の4試合に登板し、20回1/3を投げて自責点0。2試合で完投し、準決勝では1点リードの九回二死満塁でマウンドに上がり、ピンチを脱した。変化球にキレのある北田も3試合を投げて無失点で、2回戦と準決勝で先発した佐藤はテンポのいい投球で試合を作ることができる。

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21日はキャッチボールやランニングなどで軽めの調整を行った石垣は「打撃力のある相手をかわす投球ができれば」と語った。

健大高崎の攻撃は中軸が好調

攻撃では、中軸に座る大岩が全5試合で安打を放つなど振れている。準決勝で唯一の打点を挙げた4番佐藤も勝負強く、下位の豊永は打率5割と好調だ。機動力や小技も生かしていかに好機を生かすかがポイントで、青柳監督は「しっかり送って1点を積み重ねる。ワンチャンスをものにしていく」と気合を込めた。

智弁和歌山は打線が爆発、3回戦以降全て7得点以上

智弁和歌山は3回戦以降は全て7得点以上し、準決勝では横浜(神奈川)のエースで大会屈指の好投手の織田を打ち崩すなど打線が好調だ。3番井本が14打数10安打と引っ張り、不調だった4番山田に準決勝で適時打が出たのも心強い。

21日も練習の大半は打撃の調整に充てた。中谷監督は「第1打席から結果を出せるよう、しっかり準備して臨みたい」と力を込めた。準決勝で織田から本塁打を放った5番楠本は「ここまで来たら勝つしかない。チーム一丸となって戦う」と意気込んだ。

智弁和歌山の投手陣と守備も安定

投手陣は全4試合で継投し、3失点以内に抑えている。エース和気は小さくスライドする速球や変化球を内外角に投げ分け、準決勝の横浜戦は8回1失点。強心臓でピンチに強い久葉や、直球に力がある長井らタイプの違う投手を、捕手山田がうまくリードしている。二遊間を中心に4試合で2失策の堅守も支える。和気は「今までと変わらず、点を取られても最少失点で逃げ切る投球をしたい」と決勝を見据えた。

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