第108回全国高校野球選手権大会は22日、甲子園球場で決勝が行われ、智弁和歌山が健大高崎(群馬)に4-3で競り勝ち、5年ぶり4度目の優勝を飾った。
健大高崎の2年生エース・石垣聡志投手は、準決勝まで5試合中4試合に登板し、失点はわずかに一つ。決勝でも「これまでやってきたことを同じように出す」をテーマに、変わらず右腕を振ることを考えていた。
強打の前に誤算
しかし、強打の智弁和歌山打線には勝手が違った。二回に下位打線の連続長打で先制されると、1番・長友選手には速球を捉えられ、右越えの適時二塁打を許した。甘い球は痛打され、思い切って投げた球もファウルにされた。石垣投手は5回2失点で降板し、「他のチームとは違った」と脱帽した。
悔しさを成長の糧に
優勝には届かなかったが、大会を通じて投手陣の安定感は際立っていた。石垣投手が「大舞台で、強い相手にこそ力を発揮できるような投手になる」と前を向けば、2番手で登板した2年生左腕の北田投手も「チームを引っ張れる投手に成長したい」と誓う。この夏の悔しさは成長の糧となる。



