第108回全国高校野球選手権大会第2日の6日、4年連続9度目の出場となる神村学園は1回戦で東筑(福岡)と対戦し、5-1で勝利した。1点を追う三回、5番・森友樹選手の左前適時打などで3点を挙げて逆転。六回には田中翔大選手のソロ本塁打でリードを広げた。2回戦は大会第8日第3試合に行われる。
松永投手、初回のピンチを乗り越える
初回、先発のマウンドに上がった松永遥斗投手は、先頭打者に甘いボールを捉えられた。ソロ本塁打に球場が沸く中、「このまま夏を終わらせられない」。そう気持ちを切り替えた。走者を背負いながらも、後続の打者2人を三振に抑え、この回を最少失点で切り抜けた。「自分の球が通用することが分かった」と胸を張った。
春の悔しさをバネに成長
今春の選抜大会はベンチ外。その悔しさが力になった。「なにか変えないと」。夏に向けて、がむしゃらに練習を始めた。毎朝5時半からのランニングや坂道ダッシュ、ポール間走などで持久力を強化。ラダートレーニングによる瞬発力の強化にも取り組んだ。
最速135キロだった直球は、夏の鹿児島大会では140キロにまで上昇。要所で空振りを狙うスタイルは、小田大介監督に「いやらしいボールを投げる投手」と言われるまで成長した。



