第108回全国高校野球選手権大会第2日の6日、9年ぶり7回目の出場となった東筑は、1回戦で神村学園(鹿児島)に1―5で敗れ、初戦突破を逃した。
先制も逆転許す
一回に平山護主将の先頭打者本塁打で先制。しかし、三回に暴投が重なって逆転を許すと、その後は相手投手を打ち崩せず、流れを取り戻せなかった。最後まで懸命にプレーする姿に、スタンドからは大きな拍手が送られた。
エースの苦闘
四回一死一塁。エースの深町光生投手は、四球で出した走者に、さらに暴投で進塁を許した。相手の応援団や会場の広さに圧倒されて力みが抜けず、三回にも連続暴投で2点を失っていた。捕手の平山主将からは「気持ちでいけ」と鼓舞された。「これ以上、点はやれない」。気持ちを切り替え、後続を連続三振に仕留めて切り抜けた。
福岡大会では、全6試合中5試合に登板し、指名打者としても5打点を挙げた「投打の大黒柱」(山下聖士監督)。県内有数の公立進学校で「周りの勉強のレベルが高く、両立は大変だった」。投球フォームを撮影して修正するなど自ら工夫を重ね、最速145キロ超を投げるまでに成長した。
ただ、この日は神村学園の強力打線に対してコースを狙った結果、コントロールを乱した。降板する五回までに7安打を浴び、「自分のピッチングができなかった」と唇をかんだ。



