八戸学院光星(青森)の大西投手が、兄とのビデオ通話を活用したフォーム改善で復活を遂げ、17日に行われた全国高校野球地方大会で2回無失点の好投を見せた。チームは青森北に10-3で7回コールド勝ちし、準決勝進出を決めた。
救援登板でピンチを切り抜ける
大西は3点差に詰め寄られた六回から救援登板。四球と安打で一死一、三塁のピンチを招いたが、「もう前には打たせない」と気迫の投球で、打者2人を連続三振に仕留めた。マウンド上では笑顔も見られた。
七回も三者凡退に抑え、チームのコールド勝ちをアシスト。2回を投げて無失点、奪三振3という内容だった。
兄の慧尚さんとのビデオ通話で弱点克服
今春の選抜大会では背番号10を背負った大西だったが、制球難に苦しみ、春の県大会開幕時にはメンバーから外れた。そんな弟を奮起させたのが、和歌山の初芝橋本で投手だった兄の慧尚さんだ。「弱点を克服しないと、このままくすぶって終わりだぞ」と厳しい言葉をかけられ、大西は兄とビデオ通話でフォームの点検を繰り返した。
大西は「兄に感謝を伝えたい」とはにかみながら語った。
今後の展望
八戸学院光星は3季連続の甲子園出場を目指しており、大西の復活はチームにとって大きな戦力となる。選抜8強入りした実力を発揮し、さらなる躍進が期待される。
同日の試合では、神村学園(鹿児島)が準々決勝進出、山梨学院(山梨)も準決勝進出を決めるなど、各地で熱戦が繰り広げられた。



