第108回全国高校野球選手権福井大会は21日、福井市のセーレン・ドリームスタジアムで準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。第1試合では福井商が接戦を制し、第2試合では福井工大福井がコールド勝ちを収めた。準決勝2試合は23日、同スタジアムで行われる。
福井商6-5金津
福井商が序盤にリードし、金津の猛追をかわした。福井商は初回二死二塁、山岸の適時打で先制し、古保の適時打で加点した。二回にも、毛利の2点二塁打や山岸の内野安打で4点を奪った。金津は九回、増谷の2点二塁打などで1点差まで追い上げたが、あと一本が出なかった。
金津の冨永選手は「絶対に自分もつなげる」と強い気持ちで九回一死一、二塁の打席に立ち、左前適時打で出塁。生還し、仲間と喜んだ。七回二死満塁の好機では三振に抑えられ、ベンチで落ち込んでいると、主将の田川が「自分を信じろ」と声をかけてくれたという。その言葉で気持ちを切り替えられたが、強豪・福井商にあと1点差まで詰め寄ったものの及ばなかった。「チャンスで打てなくてごめん」と七回を振り返り悔しさに涙。それでも「チームみんなの総力戦でここまで来ることができた」と感謝の思いを胸に最後の夏を終えた。
福井工大福井10-0啓新
福井工大福井が序盤からの大量得点で勝利した。初回、無死満塁で山崎が走者一掃の二塁打を放ち、この回一挙5得点。その後も木村の本塁打などで着実に加点し、井上、太田の継投で完封した。啓新は打線がつながらず、反撃の糸口をつかめなかった。



