第108回全国高校野球選手権福井大会は19日、セーレン・ドリームスタジアム(福井市)と敦賀市総合運動公園野球場で2回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃った。福井農林・奥越明成は今大会初の延長タイブレイクの末、藤島を7-3で下した。敦賀は11-3で足羽にコールド勝ち、金津は2-1で羽水に逆転勝ち、啓新は9-2で武生商工に勝利した。準々決勝は20、21日に同スタジアムで行われ、4強が決まる。
福農・明成、延長タイブレイクで勝負強さ発揮
福農・明成は延長タイブレイクに突入した十回、横山の2点適時打などで一挙に4点を奪い、逃げ切った。横山は投げては10回を3失点でしのぎ、反撃を断ち切った。藤島は六回、田中、中出の適時打で2点を挙げたが、後が続かなかった。
敦賀、集中打で大量得点
敦賀は二回二死一、二塁から森の適時打で先制。三回に3点、五回にも松田昊の適時三塁打などで6点を追加し、試合を決めた。足羽は七回、園井の適時打で1点を追加したが、及ばなかった。
金津、終盤に逆転勝ち
金津は1点を追う七回、小沢の適時二塁打で同点とし、増谷の適時打で勝ち越した。2番手の山口は5回を無失点に抑えた。羽水は3投手の継投で粘ったが、打線が援護できなかった。
羽水・亀井選手、打撃と足でチーム牽引
羽水の捕手・亀井は自慢の脚力と打撃でチームを引っ張った。1回戦では二塁打2本を放ち、1盗塁も記録。この日も四回、安打で出塁し、すかさず盗塁。生還し、先制点となった。「扇の要」としては、二回から急きょ登板の1年・上野に「点を取られても3年の責任。楽しんでいけ」と声をかけ、リラックスさせた。3投手の力を引き出し、2失点にしのいだ。地元クラブチームの指導者として誘いを受けている。「何かしら野球に関わりたい」。夏の大会は終わったが、これからも野球を続けるつもりだ。
啓新、終始リードを保つ
啓新は三回、牧瀬が走者一掃の三塁打を放って勢いづくと、終盤にも加点して突き放した。先発・木下は要所を締めた。武生商工は二回、敵失などで2点を奪うも、以後は攻めあぐねた。



