有明・永田が逆転二塁打、甲子園初白星 九回2死満塁でフルスイング
有明・永田が逆転二塁打、甲子園初白星

第108回全国高校野球選手権大会第3日の7日、1回戦で有明が逆転で甲子園初白星を挙げた。1点を追う九回二死満塁、永田が走者一掃の適時二塁打を放った。工、斉藤の両左腕が粘投した。立命館宇治は先制に成功したが、終盤に粘りきれなかった。

九回の攻撃

1点を追う九回表の有明。5番から始まる攻撃なのに、打席に向かう各打者が1番打者に声をかけた。「永田に回すからな」

場内の歓声と拍手が高まる中、二死二塁から2人が四球を選んで二死満塁。永田は腹をくくった。「自分が決めるしかない」

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高めの直球をフルスイングすると、打球は左中間に落ち、逆転の3点二塁打となった。貪欲な1番打者はそこで立ち止まらない。すかさず三盗を狙うと慌てた捕手からの送球がそれ、6点目のホームを踏んだ。

打撃修正

熊本大会では打率4割2分1厘、6盗塁。先頭で出塁すると、50メートル5秒台の俊足でかき回して打線を引っ張ってきた。そんな甲子園初出場の立役者が、この試合では2打席目まで連続三振に倒れていた。緊張からか「ボールが見えづらい」と感じた永田はナインに聞いた。「スイングはどうだろう」「始動が遅れているよ」とアドバイスされた。

3打席目は鋭い打球の二ゴロ。七回には1点差に迫る痛烈な2点打を放ち、短時間で打撃の修正を成功させてみせた。相手をのみ込む強力打線の中心に、頼れる1番打者がいる。

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