パリ五輪開幕、史上初のセーヌ川開会式で多様性を祝福
パリ五輪開幕、セーヌ川開会式で多様性を祝福

2024年パリオリンピックが26日、フランス・パリで開幕した。開会式は史上初めて競技場外で行われ、セーヌ川を舞台に約6800人の選手たちが船で行進した。式典では多様性と平和をテーマに、芸術と文化が融合した演出が繰り広げられた。

セーヌ川での壮大なパレード

選手団は約100隻の船に分乗し、オステルリッツ橋からエッフェル塔近くのイエナ橋まで約6キロを航行。沿道には約30万人の観客が詰めかけ、各国の選手を歓迎した。開会式の演出は、フランスの歴史や文化を反映したもので、特にマリー・アントワネットやアステリックスなどの象徴が登場した。

平和と多様性のメッセージ

開会式では、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「オリンピックは平和の祭典であり、スポーツが世界を団結させる」と述べた。また、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は「パリは多様性を祝福する都市だ」と歓迎の意を示した。

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式典のクライマックスでは、聖火ランナーがエッフェル塔近くの聖火台に点火。聖火台は熱気球に取り付けられ、夜空に浮かび上がった。この演出は、環境への配慮から二酸化炭素排出を抑えた設計となっている。

史上初の試みと課題

今回の開会式は、従来の競技場形式を離れ、都市全体を舞台にしたことで注目を集めた。一方で、セーヌ川の水質や警備の課題も指摘された。パリ市はこれまでに約14億ユーロを投じて下水処理施設を改善し、水質基準をクリアした。警備には約4万5000人の警察官と1万人の軍人が動員された。

パリ五輪は8月11日まで開催され、32競技で金メダルを争う。日本選手団は過去最多の約400人が参加し、メダル獲得が期待されている。

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