小児がん患者を支援するチャリティーの小学生軟式テニス大会が22日、広島県尾道市栗原町のこざかなくんスポーツパークびんごで開かれた。脳腫瘍のため、長女の日菜乃さんを17歳で亡くした東広島市の石井健男さん(53)が初めて企画。会場には日菜乃さんの写真などが飾られ、参加者210人はテニスを愛した少女に思いをはせ、プレーした。
「ヒマワリのような存在だった」
日菜乃さんは小学1年で軟式テニスを始め、強豪校に進学。高校2年だった2019年に脳腫瘍と診断され、翌年この世を去った。
「常に明るく、周りを笑顔にするヒマワリのような存在だった」と石井さん。同じ病気で亡くなった娘の名を冠した大会を開き、小児がん患者を支援する男性に背中を押され、「ひまわりカップ」として実現にこぎ着けた。
等身大パネルやタオルも展示
会場には、日菜乃さんの等身大パネルや、闘病中に仲間に向け、「自分を信じて がんばれみんな!! ひなの」と書いたタオルを展示。手作りのヒマワリの造花で装飾したボードに幼少期からの写真も並べた。
愛媛県今治市から参加した小学3年生(8)は「笑顔の写真が多いのに、亡くなったと知って悲しかった。テニスをずっとやりたかったんだろうと思うので、自分も頑張りたい」と話した。
収益はNPO法人に寄付
レモネードやTシャツなども販売。参加費と収益は経費を除き、NPO法人キュアスターツナウジャパン(埼玉県)に寄付される。



