小山の貨物線でレールバイク定期開催へ、真岡工業高が2台目製作
小山の貨物線でレールバイク定期開催へ、真岡工業高が2台目製作

小山市観光協会は、市内の貨物専用線を観光資源として活用し、レールバイクの体験プログラムを定期的に開く準備を進めている。県立真岡工業高校が新しいレールバイクの製作を担当し、11月には完成する予定だ。同協会は「市街地を巡るレールバイクは珍しいはず。観光名所にしたい」と期待している。

貨物専用線の概要とこれまでの経緯

この専用線は、JR小山駅と電力機器メーカー「東光高岳」の小山事業所(同市中久喜)を結ぶ約4.7キロの貨物専用鉄道。同社などが所有し、同社製品の輸送に年数回利用されている。運行日には鉄道愛好家が撮影に訪れるという。住宅地を通るため、市が新交通システムの導入を検討したこともあったが、採算面などから実現しなかった。

レールバイク導入の背景と反響

同協会では、普段は鉄道の行き来がない線路を誘客に生かせないかと考え、線路上を自転車のようにペダルをこいで走らせるレールバイクに行き着いた。レールバイクを1台購入し、昨年3月、同社などの協力で体験型イベント「レールバイクで線路を走ろう!」を開いた。片道約1キロの線路を走るプログラムで、定員30人の枠に県外からも応募があり、抽選になるほど注目を集めた。

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同協会事務局の荒川将人次長は「予想以上の反響に驚いた。より多くの参加者を受け入れるために、レールバイクを1台増やすことになった」と話す。

2台目の製作と今後の予定

ミニSL製作などの実績や技術がある同校の生徒にレールバイクの製作を依頼。生徒たちは7月9日に小山市役所で2種類の製作案を提示し、同社や関東職業能力開発大学校(小山市)などによる審査の結果、台座を回転させて方向転換ができるタイプの案が採用された。11月に2台目のレールバイクが完成する見込みで、同協会は12月にイベント事業を開始する予定という。

荒川さんは「レールバイクは廃線などを利用したレジャーとして普及しているが、山間部が多い。街中で楽しめるところはなかなかない。観光資源に育てたい」と話していた。

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