8月6日の「広島原爆の日」を前に、兵庫県新温泉町と湯村温泉観光協会が29、30日、温泉の湯と千羽鶴を広島市に届ける。平和への願いを込め、観光客や住民らが折った千羽鶴約5万羽が集まったという。
ロケ地縁で続く支援
胎内被爆をした女性が主人公のテレビドラマ「夢千代日記」で同温泉がロケ地となったのを縁に、被爆者らが入所する福祉施設に1992年から温泉の湯を届けている。
これに合わせ、温泉街の宿泊・観光施設で来訪客に折り鶴を折ってもらう取り組みも続けており、千羽鶴にして平和記念公園に奉納している。今年は温泉街で計7トンの湯を積み込み、29日早朝に広島市へ向かう。
「平和への願いを託して」
現地へ同行する西村一彦・同協会副会長は「世界の戦争は収まる気配がない。先人が積み重ねてきた平和への願いを託して千羽鶴を奉納したい」と話していた。



