広島県は、熊本県で最大震度7を観測した「令和8年熊本地震」を受け、被災地で支援活動を行う緊急消防援助隊を編成し、現地へ派遣した。
緊急消防援助隊の派遣
県消防保安課によると、総務省消防庁の要請を受け、28日夜までに県内全13の消防本部・消防局から救急車や消防車など車両70台、救急救命士らを含む消防士231人を派遣した。熊本県八代市で人命救助などにあたる。
県警の広域緊急援助隊
県警も熊本県公安委員会からの要請で、救助活動などを行う「広域緊急援助隊」の隊員66人を派遣した。県警機動隊に所属する警察官らで構成され、28日夜に輸送バスなど11台で出発し、29日午前5時頃に熊本県に到着した。爆発が起きた商業施設「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)などで行方不明者の捜索や救助を行っている。
自衛隊や国の支援
国土交通省中国地方整備局は29日、被災地の情報収集などの技術支援を行う職員4人や給水機能付き散水車などを派遣。海上自衛隊呉地方総監部からも、国際救助犬3匹とハンドラー隊員3人が被災者の捜索・救助のために現地へ向かった。
中国地方知事会の対応
中国地方知事会は29日にオンライン会議を開催。山根健嗣副知事が出席し、岡山、鳥取、島根、山口各県の知事と支援状況などを確認した。「支援対策本部」を発足させ、先遣隊として鳥取県職員2人が熊本県庁で情報収集にあたり、各県が連携し、状況に応じて必要な支援を行っていくことも決めた。
会議後、山根副知事は「2018年の西日本豪雨の際は熊本を含む多くの自治体から支援をいただいた。感謝の気持ちも込め、支援に全力を尽くしたい」と話した。



