大雨時の避難行動、日頃から確認を 福井県内の特別警報受け専門家が呼びかけ
大雨時の避難行動、日頃から確認を 福井県内の特別警報受け

大雨が降る中、夜道の避難には危険が伴う。いつ、どこへ避難するかは、それぞれの住む環境によって異なる。防災の専門家は「日頃から大雨時の避難行動を考えておいてほしい」と呼びかける。

レベル5特別警報と避難指示の対応

8月30日午前4時半、福井、大野、勝山の3市に危険度が最も高い「レベル5大雨特別警報」が発表された。「レベル5」では屋外に出ることも危険になるため、その前の「レベル4大雨危険警報」を目安に各自治体は避難指示を出した。

避難には、避難所など別の場所への「水平避難」と、建物の上方に逃げる「垂直避難」がある。その場の状況などを踏まえて、自分で判断する必要があり、自治体の対応も分かれた。

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自治体ごとの避難指示の違い

大野市は30日午前3時までに市内全域に避難指示を発令した。防災メールには、「外出が危険な場合は崖から離れた部屋に避難するなど、身の安全を確保して」と必ずしも避難所に行く必要はないと注意喚起した。

「レベル4」が出た坂井市は、避難指示を土砂災害の危険がある地区に限定した。同市危機管理対策課は「他の地区は道路が冠水しているため、避難指示を出すとかえって危険になると考えた」とする。

日頃からの備えの重要性

福井工業大の西川隼人教授(防災工学)は、「事前にハザードマップで自宅周辺の危険性や避難方法、そのタイミングなどを確認しておくことが重要」と強調する。実際に大雨となったら、気象庁の情報サイト「キキクル」や河川の水位情報サイトで危険度を確認するといい。「過去に繰り返し冠水している低地などに住む人は、特に意識してほしい」と話している。

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