千葉豪雨、船橋市のごみ収集車5台水没・1台廃車に 中止判断の遅れ指摘
千葉豪雨、船橋市のごみ収集車5台水没・1台廃車に 中止判断の遅れ指摘

千葉豪雨で「レベル4大雨危険警報」が発表された午後6時以降に、千葉県船橋市からの要請に応じて出動したごみ収集車5台が冠水した道路で水没していたことが、市議会9月定例会の一般質問で明らかになった。市が収集中止を決めたのは、委託業者から水没の連絡を受けた後だった。

収集車5台が水没、1台は廃車に

市によると、8月13日午後6時にレベル4大雨危険警報と土砂災害危険警報が発表された。市消防局指揮指令課には午後5時台から救助要請など豪雨に関する通報が増えた。同6時台には73件、同7時台には77件に上り、通常の8人体制を19人に増員して対応にあたった。

同市クリーン推進課などによると、午後6時頃、ごみ収集の委託業者から夜間収集を実施するかどうかの問い合わせが市にあった。同課は「中止しないが、冠水している道路は避け、無理のない範囲で収集をお願いしたい」と指示。収集車は同6時半頃から出発した。3社の計5台が水没して1台は廃車になった。

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中止決定は水没連絡後、市議から指摘

午後7時半には「レベル5大雨特別警報」が発表され、市が災害対策本部を設置。委託業者から水没の連絡を受け、市は夜間収集の中止を決めた。

9日の一般質問で岩井友子議員(共産)は「消防局の情報が早く共有されていれば防げたのではないか」と指摘。市側は「消防への通報状況や関係各課で得た情報を一元化する仕組みを検討したい」と答弁。松戸徹市長は「反省すべき点はあるが、市幹部も本部設置前から電話で情報収集し、指示を出していた」と説明した。

SNSで「判断が遅すぎる」の声

当日のごみ収集を巡ってはX(旧ツイッター)に、動けなくなった収集車の写真がアップされ、「判断が遅すぎる」などの書き込みが相次いだ。

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