岩手の雪山で発生したクマ襲撃事件、男性が足かまれ女性がストックで撃退
2026年3月8日午前11時頃、岩手県宮古市区界の岩神山登山コース5合目付近で、登山中の男性がクマに襲われ、左ふくらはぎをかまれる事件が発生しました。被害者は盛岡市在住の団体職員の男性(69歳)で、全治2週間程度のけがを負いましたが、自力で下山し、命に別条はないと報告されています。
雪に埋まり穴の中のクマに襲われる
宮古署の発表によると、男性は登山コースを外れて雪の上を歩いていた際、腰まで雪に埋まってしまいました。その穴の中にいたクマが突然襲いかかり、男性の左ふくらはぎをかんだのです。男性はなんとか脱出に成功しましたが、その直後、穴から成獣のクマ1頭が現れ、さらに危険な状況に陥りました。
同行女性が登山用ストックでクマを撃退
男性と同行していた知人女性もクマに狙われましたが、冷静に対応。女性は持っていた登山用ストックでクマを突き、撃退することに成功しました。クマはその後、山中に逃げ去ったとされています。この女性の迅速な行動が、さらなる被害を防ぎ、両者の安全を確保した重要な要因となりました。
この事件は、雪山での登山時に予期せぬクマ遭遇のリスクを浮き彫りにしています。岩神山は自然豊かな地域ですが、冬期にはクマの活動が活発になる可能性があり、登山者には十分な注意が求められます。地元当局は、登山コースを外れないことや、クマ対策グッズの携帯を呼びかけています。
男性は軽傷で済みましたが、クマ被害の深刻さを改めて認識させる事例となりました。今後、同様の事故防止に向けた啓発活動が強化される見込みです。



