茨城・土浦一高哲学部のコラムが書籍化 「放課後の哲学」刊行
土浦一高哲学部のコラムが書籍化 「放課後の哲学」刊行

茨城県立土浦一高(土浦市)の哲学部がウェブメディアに連載してきた哲学コラムが、書籍「放課後の哲学」(あっぷる出版社)として今月刊行された。日常生活で抱いた「幸せ」「人間関係」「正しさ」などを巡る問いが、高校生ならではの瑞々しい感性でつづられている。

「哲学班」から正式な部に

哲学部は、もともとは文芸・弁論部の中の「哲学班」として活動を始め、昨年、正式な部となった。校内活動にとどまらず、市民参加型の哲学カフェを主催するなど対話を重視した取り組みを続けている。

書籍は四六判、208ページで、税別1800円。「『徳を積む』ことに意味はあるのか」「友だちを定義できるか」「『ほんとうの勉強』とは何か」「自分を『正しく』評価することはできるのか」などのコラムを収録したほか、身近な疑問について他者と語り合いながら考える日々の活動の様子も紹介している。

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出版記念イベントに約30人

13日には出版記念トークイベント「放課後の哲学ができるまで」を土浦市で開き、市民や関係者ら約30人が参加した。部長の大和田哲汰さん(17)は「さまざまな世代の人に興味を持ってもらい、高校生の哲学から新しい気付きを得てもらいたい」と話した。顧問の飯島一也教諭は「哲学カフェのライブ感や一人一人の問題意識の切実性を狙った本になっている」と述べた。

10月17日には茨城県つくば市で中学生を対象とした哲学カフェの開催を予定している。

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