津市、中学部活の「拠点型部活動」開始へ 野球やサッカーなど9種目対象、少子化に対応し休日のみ活動 県内初
津市、中学部活の「拠点型部活動」開始へ 野球やサッカーなど9種目対象、休日のみ活動 県内初

津市は、各中学校で部活動を維持するのが困難になっているとして、休日限定で中学生が種目ごとの拠点校に集まって活動する「拠点型部活動」を8月から始める。少子化や指導者のなり手不足に対応するのが狙いで、自治体全体での取り組みは県内初という。

津市教育委員会によると、対象は軟式野球、サッカー、ソフトボール、バスケットボール、バレーボール、ソフトテニス、バドミントン、柔道、剣道の9種目。市内全域に種目ごとに一~四つのエリアを設定した上で、活動の拠点となる拠点校を置き、生徒は拠点校に集まって活動する。拠点校は複数置いたり、ローテーション制にしたりすることもあるとしている。活動は団体戦を想定しており、個人戦は従来通り、中学校単位で活動する。

大会参加機会の確保と指導者の質向上

「拠点型部活動」にすることで生徒を集めやすくなり、大会への参加機会も確保できる上、指導者の質を担保しやすくなるという。一方で、他校の生徒同士が一緒に練習する難しさや、保護者の送迎が遠くなる可能性があるなどデメリットも指摘されている。

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伊藤雅子教育長は「少子化の中でもスポーツの機会を確保したい。最終的には学校だけでなく、地域と一緒に子どもたちの活動を保証して、新たな価値を創出したい」と話す。

体験入部を経て本格活動へ

市教委はこれまで、部活動だよりなどを通じて生徒や保護者に情報を発信したり、市教委ホームページに設けた特設サイトで種目ごとの動画を公開したりして「拠点型部活動」の周知を図ってきた。8月から順次体験入部を開始し、9月から本格的な活動を進めて、合同チームで大会などに出場する。

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