静岡県教育委員会は3日、文部科学省が実施した今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。県内の小学6年の平均正答率は国語、算数のいずれも全国平均を下回り、中学3年の実施科目ではいずれも全国平均を上回った。
調査の概要と参加校数
調査は、英語以外は4月23日に行われ、英語は4~5月に行われた。政令指定都市を含む県内の小学校472校、中学校255校が参加した。英語は3年ぶりに実施された。
小6の結果
県内の平均正答率は、小6は国語で59.6%、算数で56.1%だった。全国平均と比べ、国語で1.3ポイント、算数で0.3ポイント下回った。
中3の結果
中3は調査開始以降毎年全国平均を上回っており、今年度も国語で0.9ポイント、数学で1.5ポイント上回った。英語では、今回から国際的な学力調査で用いられる「IRTスコア」が採用された。県内の平均スコアは513で、全国平均を14ポイント上回った。
アンケート結果
学習意欲や生活面に関するアンケートでは、「休日に1日あたり1時間以上勉強する」と回答した割合が中3で52.0%、小6で35.5%で全国平均を下回り、前年度比でいずれも約7~9ポイント下がった。一方、「授業でPC・タブレットなどのICT機器を週3回以上活用した」と答えた割合が中3で84.5%、小6で74.8%と、全国平均をそれぞれ約6ポイント上回った。
県教委は「課題が残った問題を分析し、今後の授業改善につなげていきたい」としている。



