京都府内2カ所のアンダーパスで初の予防的通行規制導入 千葉の冠水事故受け
京都府内2カ所で予防的通行規制導入 千葉事故受け

国土交通省京都国道事務所は17日、冠水したアンダーパスなどに車が進入するのを防ぐため、大雨が予想された段階で事前に通行止めを行う「予防的通行規制」を京都府内2カ所で導入した。8月に発生した千葉県豪雨でアンダーパスが冠水し死亡者が出た事故を踏まえた対策。府も今後、通行規制による周辺での渋滞などの影響を踏まえ、管理するアンダーパスで同様の対策をとるか検討する。

導入される2カ所と基準

同事務所によると、今回予防的通行規制が導入されるのは、いずれも同事務所が管理する国道9号の阪急京都線アンダーパス(京都市右京区西院)と千代原口トンネル(同市西京区上桂三ノ宮町~同区御陵谷町)の2カ所。いずれの区間も過去に冠水が発生したことがあるという。

対象箇所では「レベル4大雨危険警報」が発令され1時間雨量が60ミリに達した場合や、道路管理者または警察が冠水の可能性があると判断した場合、周辺の電光表示板で周知した上で、三角コーンや看板などを設置して通行止めにする。

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府管理のアンダーパスでの対応

国交省によると、府内のアンダーパスは昨年3月時点で113カ所ある。このうち10カ所を管理する府は一部を除きアンダーパス内の水位をセンサーで検知。5センチ以上の冠水で「通行注意」「冠水中」と電光表示板で注意喚起し、15センチ以上で通行止めにしてきた。

西脇隆俊知事は17日の定例記者会見で、府が管理するアンダーパスでの予防的通行規制について「通行規制した場合に起こりうる交通渋滞の可能性や規制の基準設定などを踏まえ、直ちに導入することは考えていないが、国交省が一定の基準を示しているので状況を見ながら導入を検討していきたい」と述べた。

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