「いかのおすし」で子どもを守れ 夏休みの連れ去りや事故に注意
「いかのおすし」で子どもを守れ 夏休みの連れ去り注意

夏休みに入り、子どもたちが外出する機会が増える中、連れ去りや事故から子どもを守るための防犯標語「いかのおすし」が改めて注目されている。NPO法人M-plug理事で「こども防犯BOOK」(祥伝社)の著者である冨川万美さん(48)は、実際に起きた危険な事例を挙げ、注意を呼びかけている。

実際にあった連れ去り未遂事例

冨川さんが聞いた体験談によると、ショッピングセンターで4歳の娘から一瞬目を離した隙に、知らない女性が娘の手を引いて連れていこうとしたケースがあったという。また、外出中に下の子の世話をしている間に、8歳の上の子が男性から「あっちで一緒にアイスクリーム食べない?」と誘われる事例も報告されている。これらの事例は、親がそばにいても、人の目があっても連れ去りの危険が潜むことを示している。

世代別の注意点

冨川さんは、就学前の子どもは好奇心が旺盛で、気が緩みがちな公園などで危険に遭いやすいと指摘する。一方、小学生になると行動範囲が広がり、一人で留守番をする機会も増えるため、それぞれの年齢に応じた対策が必要だ。

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防犯標語「いかのおすし」とは

「いかのおすし」は、子どもたちが自分自身を守るための合言葉で、以下の意味がある。

  • いか:知らない人について「いか」ない
  • :知らない人の車に「の」らない
  • :危険を感じたら「お」おごえで叫ぶ
  • :すぐに「す」ぐ逃げる
  • :大人に「し」らせる

この標語を家庭で繰り返し練習し、子どもが実際の場面で行動できるようにすることが重要だ。

夏休みの事故防止

夏休みは水の事故や熱中症にも注意が必要。子どもだけで川や海に行かないよう指導し、外出時は帽子や水分を携帯させる。また、自転車に乗る際はヘルメットを着用し、交通ルールを守るよう徹底する。

冨川さんは「親が常に監視できるとは限らない。子ども自身が危険を察知し、適切に行動できる力を身につけることが大切」と強調している。

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