県原爆被爆者会は2日、岡山市北区のきらめきプラザで高校生との交流会を開いた。会員11人が出席し、高校生7人を前に被爆の体験を語った。被爆者健康手帳を見せながら話す会員もいた。
胎内被爆の結城さん、偏見に苦しんだ経験を話す
母親の胎内で被爆したという岡山市北区の結城温水(はるみ)さん(80)は、「原爆にあったから子どもは産めない」などの偏見に苦しんだ経験を話し、「もう戦争は終わりにしてほしい。あなたたちの力が必要です。互いをいたわりながら生きて」と涙ながらに伝えた。
終了後、結城さんは「高校生たちが真剣に聞いてくれてうれしかった。戦争はしてはならないという思いをつないでほしい」と話した。高校3年の女子生徒(18)は「戦争は過去の出来事ではない。友人に話すなどして広めていきたい」と力を込めた。



