33都府県から109校がブロック予選に応募し、動画や写真による審査を通過した22校が2日、四国中央市の伊予三島運動公園体育館で本戦に臨んだ。競技は6分間で、演技を織り交ぜながら縦4メートル、横6メートルの用紙に作品を書き上げる形式で行われた。
優勝したのは水戸葵陵(茨城県)で、2大会連続の栄冠を手にした。2位には前回に続いて松本蟻ヶ崎(長野県)、3位には鳥取城北(鳥取県)がそれぞれ入った。
水戸葵陵、テーマに「世界に通用する芸術への昇華」
水戸葵陵は今回、「書道パフォーマンスの、世界に通用する芸術への昇華」をテーマに掲げた。昨秋から書とクラシック音楽、身体表現を融合させたパフォーマンスを磨いてきたという。
優勝が決まった瞬間、佐原叶歩部長(18)は涙を流し、「優勝を目指し、やりきった。部員たちも同じ気持ちだったと思う」と振り返った。
愛媛・伊予は初出場も入賞に届かず
愛媛県内からは県立伊予(部員16人)が唯一出場し、初めての全国舞台に挑んだ。チームを率いたのは福本温子教諭(38)で、県立三島高校書道部の顧問を経て、2024年度から伊予に赴任。書道部を率いて3年目の今年、全国大会へと導いた。
三島嬉子部長(18)は「先輩後輩を超えた仲の良さが強み。みんなで精いっぱい楽しみ、初出場、初優勝を」と願い、篆書と楷書で書いた作品を披露したが、入賞はかなわなかった。



