両大学が連携教職課程を計画
三重大学と岐阜大学は28日、2028年度からの「連携教職課程」の運用開始を目指すと発表した。中学・高校の教員免許取得に必要な授業の一部を両大学間で共通化する取り組みで、両大学の教育学部が連携し、実技系教科の教職課程を充実させる。
対象は5教科、教員確保へ期待
連携教職課程の対象は、家庭(中高)、美術(中高)、技術(中学)、地理歴史(高校)、公民(高校)の5教科。将来的に実技系教科を中心に教職課程の教員確保が課題となると見込まれ、両大学が連携することで質の高い教員養成が期待されている。
文科大臣認定で特例運営可能に
連携教職課程は、それぞれの大学の独自性を生かしながら教職員育成に必要な人材や施設を共通化するもので、文部科学大臣から「大学等連携推進法人」の認定を受けると特例として運営できる。愛媛大学など四国の国立5大学が全国で初めて運用を開始している。
学長が連携の意義を強調
同日、三重大学で開かれた記者会見で、三重大学の伊藤正明学長は「教員養成の高度化と持続可能性を目指したい」と述べた。岐阜大学の吉田和弘学長は「地域創生に貢献するために人材育成が重要。連携を強めてシナジー(相乗効果)を作っていきたい」と語った。



