松本文部科学相は31日の閣議後の記者会見で、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に京都大を正式認定したと発表した。
研究力強化に向けた計画は8月上旬にも認可され、京大には今年度分として約200億円を助成する。認定は東北大と東京科学大に続く3校目となる。
10兆円規模の大学ファンドを活用
卓越大は、政府が設置した10兆円規模の大学ファンドの運用益から、最長25年間にわたって年間数百億円の助成を受けられる制度だ。文科省の有識者会議が今月3日、京大を認定する方針を示していたが、政府の総合科学技術・イノベーション会議の諮問を経て、今回の正式認定に至った。
京大は、昨年行われた卓越大の2回目の公募に申請した。
約1000の小講座を廃止へ
研究力強化に向けた計画では、教授が頂点で閉鎖性が指摘される約1000の「小講座(研究室)」を廃止し、研究分野ごとの「デパートメント制」に移行する組織改革などを盛り込んだ。



