転職面接で「他責思考」が致命的に?無自覚な回答が不採用を招く
転職面接で「他責思考」が致命的?無自覚な回答が不採用に

転職面接において、前職での不平不満を尋ねられた際、応募者が無自覚に「他責思考」と受け取られる回答をしてしまい、不採用に直結するケースが少なくない。キャリアカウンセラーの中谷充宏氏は、著書『《AI対応版》30代後半~40代のための転職「面接」受かる答え方』の中で、この落とし穴を詳細に解説している。

「他責傾向」を見極める質問の意図

面接官が「前職の職場での人間関係で、不平・不満に思ったことはありませんか?」と質問するのは、応募者の「他責傾向」をチェックするためだ。過去に、採用後に不平不満が溜まって爆発したり、問題行動に発展した経験から、早期に見極めたいという意図がある。中谷氏は、特に思い当たる節がなければ「いえ、特にありません。皆と仲良くやっていました」と模範解答することを推奨している。

冷静な分析が「他責」と受け取られる危険性

応募者が「会社の方針がおかしかった」「上司の指示が不明確だった」「コロナ禍で市場が悪すぎた」「責任を押し付けられた」などと冷静に分析したつもりでも、面接官には「他責傾向あり」と映り、即座に不採用となる可能性がある。面接官は本音を引き出そうと、「職場に必ずムカつく人いますよね? 実は私も前職で…」などと誘導することもある。これに乗って、細かい不満を話してしまうと墓穴を掘る。

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誘導に負けない対策

中谷氏は、面接官の誘導に乗らず、あくまで模範解答を貫くことが重要だと強調する。たとえ不満があっても、それを建設的に乗り越えた経験や、学びに変えた話をする方が評価される。無自覚な自滅パターンを避けるためには、事前に自分の回答を客観視し、他責に聞こえない表現を準備しておくことが有効だ。

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