走り屋「聖地」土山峠を封鎖「挟み撃ち作戦」未明に一斉検挙
走り屋「聖地」土山峠封鎖「挟み撃ち作戦」未明に一斉検挙

2026年6月28日未明、神奈川県清川村の県道・土山峠で、神奈川県警厚木署と交通捜査課による大規模な一斉検挙が行われた。走り屋の「聖地」として知られるこの峠で、警察は周到に準備した「挟み撃ち作戦」を展開。深夜の暗がりに潜んだ覆面パトカーが一斉に赤色灯を点滅させ、改造車の集団を封鎖した。

作戦の詳細:下見から本番まで

この作戦は、厚木署交通課の担当者が現地を何度も下見し、地形や逃走経路を分析して立案した。当日は司令塔の捜査員が午前0時40分ごろ「今だ!」の号令をかけ、5台の覆面パトカーが一斉にサイレンと赤色灯を作動。駐車スペースに集まっていた数台の改造車が慌てて峠の両側に逃走を試みたが、行く先にはそれぞれ複数の警察車両と捜査員が待ち構えており、逃げ場を失った。

検挙の成果と走り屋対策

神奈川県警によると、この一斉検挙により、改造車両数台と運転手数名が摘発された。具体的な検挙数は公表されていないが、厚木署は「危険な走行行為の抑止につながった」とコメント。土山峠はカーブが連続し、夜景スポットとしても知られるが、近年は走り屋による騒音や危険運転が地域住民の悩みとなっていた。警察は今後も定期的な取り締まりを継続する方針だ。

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地域社会への影響

清川村の住民からは「深夜のエンジン音が減り、安心して眠れるようになった」と歓迎の声が上がる一方、走り屋の一部は「別の場所に移動するだけ」と指摘する。県警は「聖地」と呼ばれる他の峠道でも同様の作戦を検討しており、走り屋対策の新たな手法として注目される。

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