岩手県二戸市の五日市王市長(57)が、全身の倦怠感や不眠、食欲不振などの症状が改善せず、今月上旬から検査入院していることが分かった。五日市市長が市議会に対し、書面上で説明した。市議会は市民への説明が不十分だとして、15日に開催した会派代表者会議で診断書の提出を市長に求めることを決めた。
公務離れ2カ月超、副市長が職務代理
五日市市長は体調不良を訴え、5月11日から2カ月以上公務を離れており、同25日から千葉守副市長が職務代理者を務めている。市長からの説明が不足しているとして、市議会は今月7日、病状の説明を求める申し入れを行い、13日に本人から回答があった。
それによると、市長は7日に医療機関を受診し、9日から16日までの日程で入院しているとし、「検査結果を待って改めて報告したい」と説明。15日の会派代表者会議では市長側の説明について、「不誠実ではないか」との意見が複数の議員から出たという。
市長不在で総合計画策定に懸念
同日の全員協議会では、2027年度からの市の第3次総合計画を巡り、市長不在のまま策定を進めることに議員から懸念が相次いだ。千葉副市長は、意思決定や正当性の面で「大きな支障になり得る」との認識を示す一方、12月定例会での議決と来年度当初予算への反映に向け、作業を進める考えを明らかにした。
当選から間もない市長、県議6期経て初当選
五日市市長は県議6期目で辞職し、1月の市長選で元副市長らを破って初当選していた。今回の長期療養は市長就任から約4カ月後のことであり、市政運営への影響が懸念されている。



