文部科学省が4~5月に実施した「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で、広島県教育委員会は3日、県内の平均正答率などを公表した。小学生は国語、算数の全2教科で全国平均を上回った一方、中学生は、オンライン方式で行われた英語で平均を下回った。
調査の概要
調査は小学6年と中学3年の計4万995人が対象。小学生は国語、算数の2教科、中学生は国語、数学、英語の3教科をそれぞれ受けた。文科省は県内の平均正答率を整数で示している。
小学生の結果
小学6年の国語の平均正答率は64%(全国60.9%)で「書くこと」や「読むこと」など、全ての内容で全国平均を上回った。算数は58%(同56.4%)だった。
中学生の英語の課題
中学3年の英語は、学習用端末で解答する「CBT方式」で行われた。問題の難易度にかかわらず個別の学力を比較できる「IRTスコア」を採用。「聞く」、「読む」、「書く」の3技能の平均スコアは492点で、全国平均(499点)を下回った。県教委によると、自分の考えを整理して英語で書く能力に課題がみられたという。
国語の平均正答率は64%、数学は57%で、全国と同程度だった。
今後の対応
県教委義務教育指導課の担当者は「調査の結果を踏まえて授業改善に努め、市町と連携してよりよい学びを提供したい」と語った。



