社会人から大学教授へ:外資系エリートが20大学落ちた転身のリアル
社会人から大学教授へ:外資系エリートの転身

社会人から大学教授への転身:木村剛氏の事例

企業研修など実務の最前線との接点を持ち続ける中央大学国際経営学部教授・木村剛氏。GMやアディダスなど大手外資系企業でキャリアを築いた彼は、40代で学び直しを決意。20代で取得した米国MBAに続き、中央大学大学院で再びMBAに挑戦し、さらに博士課程へ進学した。20件以上の大学教員公募への挑戦を経て中央大学国際経営学部教授となった軌跡から、社会人が大学教員になるまでのリアルなプロセスを読み解く。

2回の「大学院での学び直し」

本連載では、大学教員の「選別ロジック」の実態を解き明かしている。前回は日本文理大学客員教授の成田秀夫氏に、社会人が大学教員として採用されるための条件や、地方・中小私立大学に広がる採用ニーズについて聞いた。今回は、GMやアディダスなど複数の外資系企業を経て中央大学国際経営学部教授となった木村剛氏に取材。外資系企業で順調にキャリアを重ねた木村氏だが、大学教員への転身では20件以上の大学教員公募に挑戦するなど苦戦が続いた。

非常勤講師として実績を積み重ねながら教授職へたどり着いた軌跡から、社会人が大学教員になるための現実的なルートと、その過程で直面する壁を読み解く。

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外資系エリートのキャリア転換点

木村氏は、アディダスジャパン、クイックシルバー・ジャパンなど大手外資系企業での経営戦略や事業企画、海外事業開発に携わり、グローバル企業の第一線でキャリアを築いてきた。しかし、40代に入った頃、木村氏はキャリアの転換点を迎える。企業の実績だけでは大学教員になるのに十分ではないと痛感し、学び直しを決意した。

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