まもなく4歳になる娘と2歳の息子を持つ共働きの親から、平日に子供と接する時間がほとんどなく、寂しさや育ちへの影響を心配する相談が寄せられた。これに対し、こどもコンサルタントの原坂一郎さんは「時間よりも質」を重視し、日常の中に小さな触れ合いを取り入れるよう助言している。
「忙しい中にも子供が笑顔になる触れ合いを」
相談者は平日、子供2人を10時間以上保育園に預け、帰宅後は午後9時半まで家事に追われる日々。土日は夫も一緒に遊ぶが、平日はゆっくり関われないことに不安を感じているという。
原坂さんは、フルタイムで働く母親に多い悩みだとし、「忙しい中にも、子供が笑顔になる小さな触れ合いがたくさんあると、子供は寂しさなんて感じませんよ」と話す。
具体的な触れ合いの例とは
例えば、保育園の帰り道に歌を歌い、何の歌か当てたら「正解!」と言うだけで子供は笑顔になる。手をつないだまま突然「走れ~」と言って数メートル小走りするだけでも、つないだ手を「ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ~」と強めに握るだけでも喜ぶという。
帰宅後も、子供が「ほら、ママ、見て」と話しかけてきたら2、3秒見て「ほんとだ」と返すだけで笑顔になり、通りすがりにハイタッチをするだけでも笑う。子供は大好きな人から楽しく関わってもらうとすぐに笑顔になるという。
原坂さんは「子育てで大切なのは時間よりも質」と強調し、「子供に寂しい思いをさせたくないという優しいあなたなら十分、質で勝負できると思いますよ」と励ましている。



