立山駅前の千寿ヶ原駐車場、来年4月から有料化へ 混雑解消狙う
立山駅前の千寿ヶ原駐車場、来年4月から有料化へ 混雑解消狙う

富山県立山町は、富山地方鉄道立山駅前の無料駐車場「千寿ヶ原駐車場」を来年4月から有料化する方針を固めた。登山客などの利用による慢性的な混雑を解消するのが目的で、関連する条例案と看板や精算機の導入費用を盛り込んだ今年度9月補正予算案を、2日開会する町議会9月定例会に提出する。

混雑と長期駐車が課題

立山駅は立山黒部アルペンルートの出発点で、観光客や登山客の多くが車や電車で訪れる。駅周辺には町が管理する6か所の駐車場(計約900台分)があるが、アルペンルートが開通する4~11月は満車状態が続く。そのことを知らずに車で訪れた観光客が立ち往生するケースもある。

駐車料金がかからないため、長期間の登山に出る人が車を止めっぱなしにすることも多いとみて、町は駅に最も近い千寿ヶ原駐車場(計207台分)の有料化に踏み切った。

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有料化の内容と効果

駐車から2時間まで無料とし、それ以降を有料とする方針。出庫時に精算機で支払う仕組みで、無秩序な混雑を避け、安心して利用してもらえるようになると見込む。

千寿ヶ原駐車場は県が管理・運営していたが、今年4月に町へ委託された。町は「千寿ヶ原1号公園駐車場」(110台分)で、2025年9月から支払い義務のない「協力金」として駐車料金の回収を始めており、9~10月の1か月で約60人が協力金を支払い、約6万5000円が集まった。

利用者の声

8月31日正午頃、乗用車を千寿ヶ原駐車場に止めた大津市の自営業男性(46)は、2泊3日の計画で登山する予定で、その間車を駐車場に置き続けると語った。男性は「無料は珍しい。長野県の上高地や、石川県の白山で登山したときは有料の駐車場に止めた。有料にしてもいいと思う」と話した。

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