災害関連死も含め28人が亡くなった静岡県熱海市の土石流災害から7月で5年がたった。人家をのみ込んだ泥の中からは写真や日用品など約10万点にのぼる「思い出の品」が見つかった。多くは持ち主の元に戻ったが、いまも1千点以上が市役所に保管されたままだ。捜しに訪れる人も少なくなるなかで、いつまで保管するか。過去の災害では自治体によって判断が分かれている。
市役所内の「思い出の品預かり所」
熱海市役所の中に、そう名付けられた一室がある。壁一面には約90箱のプラスチックケース。土石流の現場から見つかった品々だ。
ケースには、回収場所を示すアルファベットや数字を記入したテープが貼られている。持ち主の氏名が記されたものもあれば、「氏名 不明」と書かれたものもある。
過去の被災地では判断分かれる
捜しに訪れる人も少なくなるなかで、いつまで保管するかについて、過去の災害では自治体によって判断が分かれている。



