11歳年上の夫と結婚し、45歳のときに妊娠した中本淳子さん(51)は、現在62歳の夫と6歳の息子の3人で暮らしている。制作の仕事を続けながら子育てに奮闘する日々のなかで、淳子さんは「息子には『ここだけが世界ではない、世界はもっと広い』ということを伝えたい」と繰り返し語った。
デジタルとアナログ、両方の時間を大切に
動画については「逆に動画はそれが難しいなと思うので、今はあまり見せていません。まあ、それも時間の問題だとは思いますが……。あと、デジタルに触れたらそれと同じくらい、アナログに触れる時間も必要だと思っています」と話す。那須ハイランドパークを訪れた際には、コース外を行く息子を温かく見守る母の姿があった。
息子の自由な感性を尊重する教育方針
これからの生活については「私自身は、これからも制作の仕事を続けていけたらいいなと思っています。息子には、自分の好きなことを見つけていってくれたら嬉しいです。目下の課題としては、小学校が学区内に2つあり、どちらが息子に合いそうか迷っています。近い方がいいか、それとも選択肢を広げられそうな方がいいのか……」と語った。
息子とふたりでマリオカートをするとき、息子はコース外を自由に走ろうとすることがある。「こっちに隠れた道がある気がするから、行ってみたいんだ」と。もちろんレースは続いているので、順位は最下位。順位を競うゲームだという固定観念が、息子の自由な感性で鮮やかに覆されることがとても新鮮だ。淳子さんはそれを制止することなく「面白そうだね! 行こう!」と、一緒にコース外へ繰り出した。
後編では子宮摘出や乳がんの経験も
後編では、淳子さんがかつて子宮摘出を医師から勧められたときのエピソードや、3年前に乳がんが発覚したときのことなどについて紹介する。



