休日の寝坊が疲れを招く?フィジカルトレーナーが解説する眠りのリズムの重要性
休日の寝坊が疲れを招く?眠りのリズムを守る重要性

休日に「もっと眠りたい」と思うのは、平日の睡眠不足のサインだ。しかし、休日の寝坊がかえって疲れを取れなくする可能性がある。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏は、著書『疲労回復の習慣』の中で、眠りのリズムを守ることの重要性を強調している。

眠りのリズムが乱れるとどうなるか

眠りのリズムが乱れると、成長ホルモンの分泌も乱れる。成長ホルモンは疲労回復に不可欠で、分泌が乱れると疲れが取れにくくなる。中野氏は「休日も平日と同じように、眠りのリズムを守りましょう」と述べている。

多くの働く人は、職場の始業時刻と通勤時間から逆算して起床時間を決めている。しかし、コロナ禍以降、在宅勤務が一般化し、始業時間の裁量が増えた。これにより、「明日は在宅勤務だから10時まで寝ていられる。だから今夜は夜更かししよう」という考えが生まれやすい。中野氏はこれを禁物とし、「在宅勤務の日も出社日と同じ時刻に起き、同じ時刻に眠るルールを守るべきだ」と指摘する。

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社会的時差ボケの影響

平日と休日で睡眠時間が大きく異なると、体内時計が乱れ、「社会的時差ボケ」と呼ばれる状態になる。これは、時差ぼけのような症状を引き起こし、倦怠感や集中力低下の原因となる。中野氏は「休日に寝坊したいと思わないくらいの睡眠時間を平日に確保できるよう、起床・就寝時間を見直すことが重要」とアドバイスする。

在宅勤務で通勤時間がなくなった分、生まれた時間を有効活用すべきだ。中野氏は「体力を高めるために運動をしたり、趣味で息抜きしてストレスを解消したりしてほしい」と述べている。

疲労回復のための具体的な習慣

疲労回復には、規則正しい睡眠リズムの維持が欠かせない。具体的には、平日も休日も同じ時間に起床し、同じ時間に就寝する。また、就寝前のブルーライトを避け、リラックスできる環境を整えることも効果的だ。

中野氏は「良かれと思って重ねている習慣が、翌週のダルさを引き起こす引き金になる」と警告する。休日の寝坊はその典型例であり、注意が必要だ。

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