台風25号、発生72時間迫る中捜索続く 横須賀で新たに1遺体発見
台風25号、発生72時間迫る中捜索続く 横須賀で新たに遺体

台風25号による記録的な豪雨で、千葉県と神奈川県ではこれまでに10人の死亡が確認され、4人が安否不明となっている。発生から72時間が経過すると生存率が急激に下がるとされる中、24日午前も警察や消防による不明者の捜索活動が続けられた。

横須賀市で新たに遺体発見、身元確認進む

神奈川県によると、横須賀市で土砂に巻き込まれた家屋から、新たに性別不明の1人の遺体が発見された。現在、身元の確認を進めている。

千葉県鴨川市西町では、土砂崩れによる家屋の倒壊に巻き込まれたとみられる60歳代の男性の捜索が、24日午前10時から再開された。消防や自衛隊、県警機動隊員らがスコップを使い、丁寧に土砂やがれきを取り除いた。

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各地で続く捜索活動

地元住民らによると、この男性は数年前に高齢の母親とともに鴨川市に移り住み、母親の死去後は1人暮らしだったという。近くに住む82歳の男性は「新潟県の海沿いまでオートバイで旅行に行ったと楽しそうに教えてくれた。『一段落したらスポーツカーを買うんだ』とも言っていた。乗せてもらう約束をしていたのに……」と話し、捜索活動を見守っていた。

長柄町では、21日夜に県道で大規模な土砂崩れが発生し、車を運転中だった70歳代の男性が巻き込まれたとみられている。24日は県警や消防に加えて自衛隊も加わり、捜索を続けている。

市原市では、石川川に軽乗用車が水没しているのが見つかり、運転していたとみられる60歳代の男性の捜索が始まった。男性の家族から「行方が分からない」との相談を受けた県警市原署の署員十数人が、24日午前10時半過ぎから1.5メートルほどの棒を手に川沿いの竹藪をかき分けて捜索にあたった。近くに住む79歳の女性は「雨がすごかったので男性が心配。早く見つかってほしい」と話した。

三浦市では20歳代女性の捜索再開

土砂崩れがあった神奈川県三浦市南下浦町上宮田の住宅でも、自衛隊や消防などが午前6時頃から安否が分かっていない20歳代の女性の捜索を再開した。県警三崎署などによると、短時間に大量の雨水を含んで山の土壌が緩み、崖下に立つ住宅の背後と左側面の2方向から土砂が流れ込んだとみられる。

近くに住む80歳代の女性は「夫婦で仲よさそうに歩いているところをよく見かける。早く見つかってほしい」と心配そうに語った。

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