町有林のCO2吸収量をクレジット販売、佐賀・太良町と鹿島市が開始
町有林のCO2吸収量をクレジット販売、佐賀・太良町と鹿島市が開始

佐賀県太良町と同県鹿島市は8月、町有林が吸収する二酸化炭素(CO2)を国が認証する「クレジット」として販売する取り組みを始めた。市と町が設置した持続可能な開発目標(SDGs)に関する連携協議会の取り組みで、販売で得た利益を森林の環境維持に役立て、地域の川や有明海の保全につなげる。

国の認証制度「J―クレジット」を活用

この取り組みは国の認証制度「J―クレジット」を活用する。適切な森林管理によるCO2の吸収量を国がクレジットとして認証するもので、太良町は昨年度、町有林903ヘクタールが吸収する1500トンのCO2について認証を受けた。

企業がJ―クレジットを購入すると、環境に配慮しているとPRできるといい、鹿島市はクレジットの販売先を市内の企業から探す役割を担う。

収入は森林管理に活用

J―クレジットで得た収入は、森林の間伐などの管理に役立てる。担当者は「定期的に間伐を行うことで、生物多様性の保全にも役立てていきたい」としている。

問い合わせは、町農林水産課(0954・67・0315)へ。