岡山県は28日、サクラやモモなどの樹木を枯らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」(通称・クビアカ)による被害が岡山後楽園(岡山市北区)で確認されたと発表した。県内での確認は初めて。県は発見時には捕殺するよう呼びかけている。
園内のサクラでフラス発見
同園事務所の職員が21日、クビアカの幼虫が生息する木によく見られる「フラス」と呼ばれるフンと木くずの混合物を園内のサクラで発見し、県に連絡。23日までに発見場所から半径約500メートルの園内外のサクラ計5本でフラスが確認され、27日、鑑定でクビアカのものと判明したという。
繁殖力強く、全国で拡大
クビアカは東アジア原産で、胸部が赤いのが特徴。繁殖力が強く、幼虫はサクラやモモなどの樹木の内部を食い荒らして枯死させることもある。7月現在、20都府県で確認され、全国的な問題になっている。
拡散防止策と産地への影響懸念
県は拡散防止のため、フラスがあった木にネットを巻き付けた。県農産課は「他の場所での被害はまだ確認されていないが、岡山はモモの産地。生産に影響が出ないよう、点検を徹底してほしい」としている。



