アオバズク、インドネシアで越冬し往復1万km超 東北大確認
アオバズク、インドネシアで越冬 往復1万km超 東北大確認

仙台市内に生息するフクロウ目のアオバズクが、インドネシアに渡って越冬して戻るまでのルートを、東北大の研究チームが確認した。往復で1万キロを超え、途中1800キロ以上にわたって海上を休みなく飛び続けて移動していた。夜行性鳥類の生態の解明につながると期待される。

小型のフクロウ目、GPSで追跡

アオバズクは体長約30センチ、体重約200グラムとフクロウ目の中では小型の鳥類で、日本や朝鮮半島、中国北東部などに生息。ガやセミなどを主食とし、エサが少なくなる冬季には、過去の目撃例から東南アジアの列島に渡ると考えられていたが、詳しい経路については解明されていなかった。

東北大の竹田山原楽(やわら)特任研究員らのチームは2024年6月、仙台市内の広瀬川河川敷でアオバズクを捕獲し、全地球測位システム(GPS)記録計を装着した上で放鳥。翌25年7月、再び市内に戻った同一個体を捕獲し、記録計を解析した。

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36時間かけて1848キロを無着陸飛行

その結果、アオバズクは24年10月下旬に日本列島の南下を開始。11月上旬には鹿児島県佐多岬を離れ、フィリピン・ルソン島まで、36時間かけて1848キロを休まずに飛行した。その後、インドネシアのカリマンタン島に移動し、11月下旬から翌25年3月下旬まで過ごした。

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