12年に1度の午(うま)年に行われる鹿島神宮(鹿嶋市)の「御船祭(みふねまつり)」が1日、始まった。初日は、天皇陛下の代理を迎え、国家安泰などを祈念する「勅使参向例祭(ちょくしさんこうれいさい)」が行われた。
例祭は6年に1度、巫女が神楽舞
例祭は6年に1度行われる。午前10時から天皇陛下からのお供え物である御幣物(ごへいもつ)を収めた唐櫃(からびつ)を本殿に運び入れ、鹿島神宮の宮司が神前に供えた。その後、天皇陛下から託された御祭文(ごさいもん)が読み上げられた。
例祭では、鹿島神宮の巫女(みこ)4人が、国家の安寧と永遠の繁栄を祈る神楽舞「悠久の舞」を演じた。夫婦で訪れた埼玉県朝霞市の越ヶ谷重則さん(78)は「厳かな雰囲気で、日本の伝統を感じて感動した」と話した。
午後には神幸祭、2日は船団が巡行
午後8時には、祭神・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を本宮から行宮(あんぐう)(仮の宮)へ遷(うつ)す神事「神幸祭(じんこうさい)」が開かれた。
2日は、神輿(みこし)を乗せた御座船(ござぶね)を中心とした約100隻の船団が水上を巡る。



