福岡県芦屋町の伝統行事「八朔(はっさく)の節句」で、子どもが誕生した家庭で健やかな成長を願って飾る「わら馬」や「団子雛(びな)」が、同町歴史民俗資料館などで展示されている。
江戸時代から続く風習
この風習は江戸時代から300年以上続くとされる。初めての八朔(旧暦8月1日、現在では9月1日)の節句を迎えると、男の子の家庭ではわらで作った馬に紙の武者人形を乗せたわら馬を、女の子は団子に彩色して人形にした団子雛を飾る。
1976年に県無形民俗文化財に指定され、2007年には国選択無形民俗文化財となった。飾る家庭は減ってきたが、今年は町の調査が始まった2008年以降で最多の11軒で飾られたという。
展示内容と期間
同館では、地元の住民グループが制作したわら馬36体、団子雛50体のほか、昨年に続いて由来などを紹介するパネルも展示している。27日まで。14、24日は休館。問い合わせは同館(093・222・2555)へ。



