国土交通省中国運輸局は28日、三重県亀山市の新名神高速道路で3月に発生した多重事故(6人死亡)を受け、追突した大型トラックの運転手が所属する運送会社「HIROKI」(広島市安芸区)に対し、30日間の事業停止などを命じる行政処分を出したと発表した。処分は7日付。
特別監査で17項目の法令違反
中国運輸局によると、事故を受けて3~4月に特別監査を実施。その結果、所属運転手の半数以上が1日の拘束上限である15時間を超えていたほか、運転手の点呼を行っていない、休憩施設を適切な場所に設置していないなどの法令違反が17項目確認された。
また、事故を起こした運転手についても、勤務時間や乗務時間などの基準を満たしていない点が1カ月間で31以上あったという。
勤務管理のずさんさを指摘
中国運輸局の担当者は「事故との直接的関係はわからないが、勤務管理はかなりずさんで、何かしら関係があると考えている」と述べた。



