サイバートラスト、クラウド向け鍵管理サービスを11月提供開始
サイバートラスト、クラウド向け鍵管理サービスを11月提供開始

サイバートラストは10月19日、クラウド事業者向けの鍵管理サービス「サイバートラスト Key Management Service」(サイバートラスト KMS)を11月に提供開始すると発表した。

サービス概要と特徴

サイバートラスト KMSは、データの暗号化と復号に必要な暗号鍵の管理を代行するサービス。暗号鍵の管理は、サイバートラストが国内の複数拠点に分散配置する電子認証センターで行う。

クラウドストレージに機密データを保持するユーザーは、ストレージの運用管理者から分離した環境で暗号鍵を制御できる。クラウド事業者は、自社サービスにサイバートラスト KMSを組み込むことで、ユーザーによるデータ主権の確保を支援可能だという。

セキュリティ基盤とトラストサービス連携

同サービスの基盤には、商用電子認証局の運用で培った鍵ライフサイクル管理のノウハウを活用。国内の複数拠点に分散した電子認証センターによる高い事業継続性を特長とし、WebTrust監査をクリアした管理体制に基づくセキュリティ基盤だという。

また、サイバートラスト KMSと、同社が提供するeシール、電子署名、電子署名用証明書などのトラストサービスを組み合わせることも可能となっている。

PQC移行への対応

サイバートラスト KMSは、将来の耐量子計算機暗号(PQC:Post-Quantum Cryptography)への移行を見据えた鍵管理基盤として設計されている。サイバートラストは同サービスを通じ、国内の環境で暗号鍵を管理する基盤と、将来のPQC移行に向けた環境をクラウド事業者に提供する。これにより、暗号移行を進めるクラウド事業者やユーザーのセキュリティ強化を支援するとしている。