東京都は18日、新たに1万2345人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。前週の同じ曜日と比較して約1.5倍に増加しており、専門家は「第11波の入口に入った可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
感染拡大の兆候
都内の新規感染者数は7月中旬以降、増加傾向が続いている。直近1週間の平均は約9000人で、前週比で約1.3倍となった。都の担当者は「夏休みに入り、人流の増加が影響している可能性がある」と分析する。
また、医療提供体制にも影響が出始めている。都内の病床使用率は約45%に達し、一部の病院では通常診療の制限を検討しているという。
専門家の見解
感染症学が専門の東京大学の教授は「今回の増加は、新たな変異株の流行や免疫の減衰が原因と考えられる。第11波の入口に差し掛かっていると認識すべきだ」と指摘する。
さらに、「特に高齢者や基礎疾患を持つ人は、ワクチンの追加接種を検討してほしい」と呼びかけた。
今後の対策
東京都は、感染拡大を受けて、注意喚起の強化や検査体制の拡充を進める方針。小池百合子知事は「都民の皆さまには、基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」と述べた。
政府も状況を注視しており、必要に応じて対策を検討する姿勢を示している。



