徳島県藍住町立藍住中学校で2020年8月、当時中学3年だった男性が水泳の授業中に頭からプールへ飛び込み、頸髄損傷などの重傷を負い、両手足がまひする後遺症が残った事故で、男性が町に約4億2300万円の損害賠償を求めていた訴訟は3日、徳島地裁で和解が成立した。町が男性に1億3000万円を支払う。
事故の経緯と提訴
訴状によると、男性は飛び込んだ際に頸髄損傷などの重傷を負い、両手足がまひするなどの後遺症が残った。事故以前にも複数の生徒が頭から飛び込んでいたが、担当講師が黙認して注意喚起を怠ったとして、2023年に男性が提訴していた。
和解の内容と今後の対応
今年7月の町議会臨時会で、地裁が示した和解案を受け入れる議案が全会一致で可決された。町教育委員会は「教育現場で事故はあってはならない。再発防止と安全確保に努める」、男性側の代理人は「早期解決の観点から和解に応じた」と説明した。



