豪雨被害への不安9割、水災補償の把握は4割未満 ベルテクノ調査
豪雨被害への不安9割、水災補償の把握は4割未満

ベルテクノは2026年6月25日、豪雨・浸水被害への備えに関する意識調査の結果を発表した。調査は同年6月22日~23日、全国の戸建て在住の男女431名を対象にインターネットで実施された。

約9割が豪雨・浸水被害に不安

豪雨や浸水被害について不安を感じるか尋ねたところ、「とても不安を感じる」が26.2%、「やや不安を感じる」が61.7%で、合計87.9%が何らかの不安を抱えていることが分かった。近年の豪雨災害の増加を背景に、多くの人が住宅への被害を懸念している実態が浮かび上がった。

最も心配な住宅被害については、「床上・床下浸水」が46.6%で最多。次いで「停電による設備故障」19.3%、「土砂災害」12.3%、「雨漏り」10.9%、「屋根・雨樋の破損」10.0%と続いた。浸水被害は建物だけでなくフローリングや断熱材、電気設備にも影響を及ぼすため、多くの人が不安を感じているとみられる。また、停電による設備故障を不安視する人が約2割に上り、災害時のライフラインへの関心の高さもうかがえる結果となった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

水災補償の把握は4割未満、ハザードマップ確認も3割が未経験

自宅の火災保険に水災補償が付いているか尋ねたところ、「付いていることを把握している」は24.8%、「付いていないことを把握している」は13.9%で、合計38.7%が把握している。一方、「分からない」は55.0%に上り、過半数が自宅の水災補償の有無を把握していないことが明らかになった。豪雨や浸水被害への不安は高い一方で、実際の補償内容の理解が不十分な実態が浮き彫りとなった。

住まいの地域のハザードマップを確認したことがあるか尋ねたところ、「詳しく確認したことがある」が29.9%、「見たことはある」が54.1%で、合計84.0%が確認経験を持つ。しかし、「詳しく確認したことがある」は3割程度にとどまり、自宅周辺の浸水想定区域や土砂災害警戒区域まで把握している人は限られる可能性がある。

具体的な備えは3人に1人が「特にしていない」

現在行っている豪雨対策について尋ねたところ、最多は「ハザードマップの確認」だった。一方で、「特にしていない」と回答した人は36.0%に上った。豪雨や浸水被害への不安を感じる人が87.9%に達し、ハザードマップを確認した経験がある人が84.0%である一方、具体的な備えに着手できていない家庭が少なくないことが明らかになった。

近年は線状降水帯やゲリラ豪雨など、大雨による被害が全国各地で相次いでいる。今回の調査では、約9割が豪雨や浸水被害に不安を感じている一方で、3人に1人は具体的な対策を行っていない実態が明らかになった。台風シーズンを迎える前に、ハザードマップや火災保険の水災補償の有無など、一度確認しておくことが重要である。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ