渇水が続く佐世保市は3日から、市南部地区(約4万2000世帯、8万人)を対象に水道管の水圧を下げ、蛇口からの水の出方を弱める減圧給水を開始した。時間給水(断水)に次いで重い制限で、同市で実施されるのは2007年11月から2008年3月以来となる。
貯水率は60.7%まで低下
市水道局によると、南部地区の水源は下の原ダムと川棚川があるが、高温と流量の低下で川に大量の藻が発生し、水質が悪化。川から取水できなくなったことでダムへの負荷が増したことに加え、梅雨明け以降ほとんど雨が降っていないことから、貯水率は2日午前0時現在で60.7%まで低下している。
市は例年、9月頃まで貯水率100%近くを維持し、雨が少なくなる冬場を乗り切ってきたが、8月の降水量は10.5ミリと平年の4.1%にとどまり、まとまった降雨のない状況が続くと、10月5日頃には最低限のラインである30%を切る可能性もあるという。
節水の協力を呼びかけ
市水道局では「何としても断水は避けたい。減圧給水に今以上の節水を合わせることで初めて効果が期待できる」として、食器のため洗いや半身浴、洗濯への残り湯の利用などの節水を呼びかけている。
問い合わせは市渇水対策本部の窓口(0956・24・1151、平日午前8時半~午後8時)へ。



