大分市の中小企業・個人経営者、物価高が「影響」8割…価格転嫁は「全くできていない」33%
大分市の中小企業・個人経営者、物価高影響8割 価格転嫁できず33%

大分市は、商工業振興に向けた現状把握のため、市民と市内に本社を置く中小企業・個人経営者を対象にアンケート調査を実施し、19日に結果を公表した。物価高による負担増が両者に顕著に表れた。

中小企業・個人経営者調査:8割が影響、価格転嫁は進まず

市は2027年度から5年間の第4次大分市商工業振興計画を策定するため、学識経験者らによる委員会を設置し、5月から議論を重ねている。今回の調査は、計画策定の基礎資料とするため、6月に約1か月間実施された。

中小企業・個人経営者への調査では、物価高の影響を受けたとする回答が約8割に上り、価格転嫁について「全くできていない」と答えた割合は33%に達した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

市民調査:賃金不満が4割超、食料品の影響が95%

10~70歳代の男女約500人が回答した市民向けアンケートでは、物価上昇に対する賃金の満足度について、「満足していない」が26.2%で最も多く、「あまり満足していない」の17.3%を合わせると4割を超えた。「満足している」は1.2%、「やや満足している」は3.6%で、合わせても5%に満たなかった。

家計に影響している支出(複数回答)は「食料品」が95%で最多となり、「交通・ガソリン代」が71.4%、「娯楽・外食」が60.5%と続いた。

物価上昇への対策:安価な商品への切り替えが最多

物価上昇への対策としては、「安価な商品やサービスに切り替えている」が50.6%、「支出を減らして節約している」が47.8%、「特に対策はしていない」が25.6%の順となった。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ